幼稚園入園までのスケジュール
「幼稚園に通わせるつもりだけど、とりあえず行政から連絡が来てから動けばいいよね」
なんて、思っていませんか?

幼稚園は義務教育ではないので、基本的に行政からの案内は来ません
なので、ぼーっとしていると入園し損なう…なんてこともあるのです。

特に、子どもに合った幼稚園をきちんと選んで入園させようと思うと、1歳からの準備が必要
準備不足で希望の園に行けなかった…なんてことがないように、

幼稚園の入園って、いつから準備すればいいの?
いつ何をすれば大丈夫?
出遅れないために、気をつけておくことはある?

など、幼稚園に入園するまでに気をつけておきたいことをまとめています。
お住いの地域によって色々と特色があると思いますので、あくまで「いつ何をするかの目安」として参考にしてみてください。

このスケジュールを見る上での注意

こちらの情報は、東京都で3年保育の幼稚園にいれる場合を中心に記載しています。
東京都は全国の中でも幼稚園の入園が厳しいとされていますので、地方によっては、のんびりしていても余裕で入園出来る場合もありますし、もっと早くから動かないといけない場合もあるかもしれません。

お住いの地域によって色々と特色があると思いますので、あくまで「ひとつの目安」として参考にしてみてください。

なお、いわゆる「お受験園(〇〇幼稚舎などの、エスカレーター式で大学まで行けるようなレベルの幼稚園)」には通用しません
この場合は、小さいうちから幼稚園受験に特化したスクールへ通わせるのをおすすめします。
生活習慣、立ち居振る舞い、お勉強など、なかなか素人のママで太刀打ちするのは難しいのが現実です。

こちらの記事は、「ご近所でなるべく自分の子に合う園に入れたいな~」というママ向け、と思ってご覧ください。

1歳児のうちにしておくべきこと

4/2の時点の年齢が1歳の一年間を、保育園と合わせて1歳児と考えて下さい。

幼稚園選びは一歳から

「ええ!?1歳???」と思いましたか?
1歳から準備しておくことは、近年、都市部では常識です。

4月

行政のホームページなどで、自分の住んでいる地域に公立幼稚園はあるのか、私立幼稚園はあるのかをざっと調べておきます

区立幼稚園の詳細(何年保育か、お弁当の有無、通園バスの有無、預かり保育など)をチェックし、私立幼稚園と公立幼稚園のどちらを目指すのかをざっくりと決めておきましょう。

5月

自宅から通えそうな幼稚園をピックアップし、一覧にまとめておきます
余裕があれば、お弁当の有無や園バスの有無などを、表にしておくと今後の幼稚園選びがスムーズになります。

6月

各幼稚園で来年度入園児に向けての説明会が開催されます。
「○年度入園希望園児のみ」と明言されている場合以外は、1歳児のママが行っても大丈夫なことが多いので(心配な場合は、事前に園に問い合わせてください)、特に気になる園があればこの段階で一度説明会を聞いておくとGOODです。

また、施設見学も同様に参加しておくと、悩む時間がゆっくりとれて安心です。

バザーがある園は、誰でも参加出来るのでぜひ足を運んでみて下さい。
お店を出しているのは園ママたちなので、園の様子を聞くことも出来ますし、バザーの準備がどれくらい大変そうかをうかがい知ることが出来ます。

7月以降

児童館や子育て支援施設、公園などで、幼稚園の制服を着ている子がいたら、ママに「どこの幼稚園ですか?」と話しかけてみましょう
幼稚園についてナマの声が聞けるチャンスです。

大体幼稚園児のママは、自分たちも苦労してきているので、小さい子を連れたママに幼稚園について聞かれたときには、親切に答えてくれることが多いと思います。

また、登園・降園のタイミングで園の近くを歩いてみると、その園にどんな子が通っているのか、ママたちはどんなタイプの人が多いのかなどを知ることが出来ます。
お散歩ついでに、立ち寄ってみてください。

10月

上旬は幼稚園の運動会シーズン。
運動会では未就園児競技があることもあって、お子さんも楽しんで参加できますので、ぜひ足を運んでみてください。

運動会や発表会はどこの園でも力を入れているイベントなので、子どもたちがどれくらいのレベルのことに挑戦しているかを知る良い機会です。

また、来年度入園の願書配布の当日にどれくらい並んでいるかなど、実際に足を運んでみると状況がわかります。

11月

来年度入園の願書提出があります。
提出日は並ぶ必要があるのかなど、まわりの人に聞けない場合は、様子を見に行ってみると安心かもしれません。

2月

レのある私立幼稚園を目指している場合は、この頃から募集が始まることが多いので、申込み損なわないように常に気をつけておきましょう。

また、そろそろ次年度の募集要項が発表されることもあるので、年間のスケジュールを確認しておきましょう。
一部、例外的に10月を待たずに願書配布→面接となる幼稚園もありますので要注意。

2歳児のうちにしておくべきこと

4/2の時点で2歳の一年間を、保育園と合わせて2歳児と考えて下さい。

ここが幼稚園選びの超重点年間になります。

幼稚園が決まるまで(~11月頃)

4月

多くの私立幼稚園でプレ保育が始まります。

プレは様々な形態があります。

  • 週に1~5回、毎週○曜日と決まっていて10時から12時などでほぼ定期的に通う園
    母子分離でバスでの送迎があったり、母子同伴だったりと園の方針によって様々。
    (こういう園の場合は、プレに入園=本入園となることが多いです)
  • 月に1,2回、園に慣れることを目的に、母子一緒にプログラムに参加する園。
    内容は、自由に遊べたり、親子体操があったりなど園によって色々です。
  • 年間通して1,2回程度、プレというよりは入園体験という形で園の様子をみる目的で開催される園

園によってプレの実施方法は様々ですし、「プレはそもそもやりません」という園もあるので、ご近所の園を詳しく調べておきましょう。

なお、プレを実施している幼稚園の場合は、プレに参加しなければ入園の資格が得られない場合や、プレに参加している事で入園を保証される場合、またプレには参加できても入園は保証されない場合など様々な決まりがあります。

5月

見学受付が始まる園もあります。
じっくり検討する上でも、見学は早めをおすすめします。

6月

多くの私立幼稚園で、説明会や見学会が開催されます。
園内に入ったり、先生方の教育方針などを聞ける貴重な機会なので、気になる園にはすべて参加するくらいの勢いで行きましょう。

事前情報だけで良いと思っていた園が、「あれ?」という感じだったり、「ここはないな…」と思っていた園が好感触だったりすることもよくあります。
通える範囲の園には出来る限り顔を出すと、あとで後悔することが少なくなります。

説明会や見学会のない幼稚園でも、直接問い合わせをすると個別の見学を受け入れていることが多いので、気になる園には問い合わせをしましょう。

8月

入園の条件が「オムツが外れていること」という園(説明会で明言されることもあります)の場合は、遅くともこの夏で外さなくてはなりません。
トイレトレーニングを頑張りましょう

ご近所園でも、出来る限り入園面接までに、母子分離だけは出来るようにしておくと、スムーズです。
面接の際に、ママから離れられない、泣いてしまうというだけで落とされる園もあります。

夏休みを利用して、おじいちゃんおばあちゃんや、ご親戚に預けるなど、少しずつチャレンジしてみてください。

※このあたりの条件は、可能であればすでに園に通われているママに聞いてみるか、園の方に「入園までに、どういったことが出来るようになっていればよいでしょうか?」と問い合わせてみるのもありです。

9月

この時期にも説明会が開かれることがあります。
聞き損なったけど、気になっている園や、もう一度詳しく聞きたい!という場合には、参加しておきましょう。

10月

中旬あたりから、多くの幼稚園で願書配布が始まります
基本的に願書の配布は並ぶ必要はありません。
配布期間内に受け取れば大丈夫ですが、直接園まで取りに行かないとならない場合がほとんどです。
※願書自体の配布数を制限している園もありますので、配布開始後なるべくはやく受け取ることをおすすめします。(一部、願書の配布数=入園受入数の園の場合は、並ぶ必要がある場合も…)

11月の願書提出に向けて、どの園を第一志望にするか決断します。
都内の場合、激戦なこともあって第二志望まで決めて時間差で受験する人も結構いますが、二園の受験は親子ともにかなり大変ですので、よく考えて結論を出しましょう。

11月

多くの幼稚園で願書提出の時期になります。
東京都の場合は1日が多くなっています。

幼稚園によって、

  • 願書提出の先着順で入園受け入れ
  • 願書の配布数=入園数(願書を受け取った人は、基本的に全員入園許可)
  • 願書提出の順番に面接試験
  • 願書提出者全員から抽選

などの選考方法があります。

気をつけたいのは、「願書提出の先着順で入園受け入れ」。
これはときどき話題になる、前夜から並んで提出するというアレです。
早く並べば入園できるので、パパとママで分担しながら頑張って並びましょう。

もう一つの要注意が「願書提出の順番に面接試験」。
このタイプの園が結構多いので、覚えておきたいポイントを。

第一志望の園には、なるべく早く提出しておくこと。
午後になってしまうと、子どもが眠くなって機嫌が悪くなることが多く、ベストパフォーマンスが出せないのです。

併願する場合、面接日が同日のときには、朝イチで第一志望に願書をだして、受付終了ギリギリに第二志望の園に提出することにより、面接の時間をずらす…という手もあります。
(これは、願書提出順に面接するというのが確実にわかっているときのみ使える技なので、要注意)

面接試験のある園では、2日から5日くらいまでに、面接試験が行われます。
まずは体調を崩さないように注意。
ママやパパの余裕がないと子どもも緊張しますので、子どもには「これから先生と遊ぶんだよ~」など、楽しいイメージを持たせておけるとベストです。

結果の発表は翌日以降。
結果の通知方法は、郵送や、ホームページ上での発表、電話連絡など様々です。

その後、合格した園については、必要書類の提出と、入園時納入金(入園金など)の支払いの手続きを行います。
※納入金に関しては、入園辞退した場合にも返金されないことがありますので、よく考えて申込みをしましょう。

幼稚園に落ちたら…?

全て不合格だった場合はすぐに、他の幼稚園に「二次募集はありませんか?」と電話を入れます。
(この時、「ホームページに掲載されていないから二次募集はないわね」と諦めてはいけません。必ず直接電話で確認してください。二次募集については、ホームページ上には掲載されないことが多いのです)
入園希望の偏りや、予定外の辞退者によって定員に達しない幼稚園が出てくることが結構あります。
二次募集はなくても、キャンセル待ちで待てるようなら、順番に入れてもらいましょう。
このあとも、転勤などで辞退される方は必ず出てくるので、希望を捨ててはいけません

幼稚園決定後

12月

制服のある園の場合は、制服販売があることも。

4月の入園に向けて、ある程度の身の回りのことが出来るようにしておきましょう。

朝起きる時間と寝る時間の習慣も、少しずつ幼稚園に合わせたものに
午後はまだお昼寝をしていても大丈夫ですが、少しずつ時間を短くして行きましょう。
(年少さんは、まだ帰宅後お昼寝してしまう子が多いのでご安心ください)

1月~

この段階で、転勤が決まってしまったり、引っ越すことになってしまった場合も慌てずに対処すれば大丈夫。
どこの地域でも転勤はありますので、空きがある幼稚園はきっとみつかります。

まずは、引越し先の地域にある幼稚園に順番に電話をかけてみて下さい。

2月

2月から3月にかけて、入園児保護者向けの説明会が開催されます。

必要なものや、購入するべきもの、お名前の付け方など、この説明会で指示されることが多いので、説明会後からの準備をおすすめします。

説明会開催前でも準備出来るものだけを、すこしずつ用意しておきましょう。

3月

説明会で聞いた指示通りに、入園準備品を用意していきます。

お子さんに、もうすぐ幼稚園に通うことになること、ママと離れて1人で行くことなどを話しておきましょう。

生活リズムも、幼稚園に通える時間帯に整えておきます

入園式の準備も忘れずに。
とくに、ママの準備を忘れがちなので、入園式に着る服やスリッパの用意、美容院に行っておくことなども大切です。

まとめ

入園までのスケジュールは、早め早めが基本。
早すぎて困ることはありませんが、遅れると取り返しがつかないことばかりです。

実はいちばん大切なのが、一歳児のときにきちんと幼稚園をピックアップしておくこと。
ここで幼稚園をきちんとチェックしていれば、出遅れることが少なくなります。

子どもが2年、もしくは3年を過ごす幼稚園を決めるのはとても重大なことですよね。
大変な一年になりますが、納得の行く幼稚園に入園させてあげられるよう、ママもパパも頑張りましょう。


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